森作りにも様々な作業がありますが、メインは間伐でした。
ちょうど、お世話になった研究室の先輩が函館に来ていたのでその人も連れて行きました。
フィールド作りに関しては、WAVOCの三芳村PJで経験が何度もあったので、草刈機などの扱いに関してはある程度覚えているのですが、チェーンソーは久しぶりだったので、うろ覚えのところがありました。
復習できたので満足しています。
今回のプログラムですごかったのは、森の健康診断という、誰にでもできる森林調査を体系化していることでした。
初日に参加できなかったので残念でしたが、詳しくは、矢作川水系森林ボランティア協議会HPへ。
さて、間伐です。
左の写真の赤いパンツがあると思うのですが、これは、チェーンソー用の防護服です。これに関しては私自身も初めて見たものでした。
チェーンソーの刃が誤って触れた時、防護服から細かな毛糸のようなものが飛び散り、刃に絡まってチェーンソーの動きを止めるという代物です。
安全には持ってこいのものですが、使ったことがなかったのでこの存在を知らなかったのは非常に残念なことで反省。
使う機会があれば取り入れなければいけない品ですね。
間伐について知っている方も多いと思いますが、密になりすぎた森林を健全なもりにするため、木を間引き、下草が生育しやすい環境をつくり、土壌の流出を防ぎ、土砂災害を防止する目的があります。
これは、右の写真を見るとわかりますが、写真奥側は下草が生えている状態、手前は木が生い茂り、光が射していない状態。
一目瞭然ですね。
こういった状態を少しでも避けていくべく木を切り倒していきます。
確かに正しい土壌保全は重要だと思うのですが、人が森に入りやすい環境を作る、ということが一番大切な気がします。
今、この大沼のフィールドでやっている、馬によったフィールド作りも同様。
人が踏み入れやすい環境を整えていくことが、自然と人間が共生していく一歩だと思うのです。
これは農村に足を踏み入れてる環境を整えていきたいな、と思う自分の考えと共通。
そんなこんなで、馬場のペンキ塗りもしてきました。これは途中までの写真ですが、今は立派に塗り固められました。
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