2010/04/30

Kitaca続伸

札幌のJRタワー(APIA、PASEO、ESTA、STELLAR PLACE)の商業施設で特典を受けられるクレジットカードJR TOWER SQUARE CARDに、電子マネーKirtacaが組み込まれたバージョンが登場。

3月15日から申し込みのキャンペーンが始まった。キャンペーンはGW明けの5月9日まで!
今ならかわいいKitacaのエゾモモンガグッズつき。(エコバック、ハンカチ、ポケットティッシュ)
お申し込みはお早めに。

(Suica持ってるから実際必要ないかなーとか思いながら、道民なのにKitacaもってないし、JR TOWERカードの付属ならいいか、とこの機に作っちゃった。)

また、4月20日から、函館駅の店舗及び自動販売機にもKitacaの使用が可能に。
ただし、函館地区だと乗車券機能がないのと、チャージがローソンでしかできない。

ただ、電子マネー機能がこの地区へのKitaca導入を早めたともいえる。
北海道管内では函館が、札幌圏に続き二箇所目のKitaca利用エリア導入。

東北地方でも、新幹線が来た後もSuicaが使えない地区は乗車券機能が利用できないのが基本であるものの、その地域の売店や、車内販売など、電子マネーでの買い物は可能。
それと同じ流れなのかと。

首都圏を中心としたビジネス、観光客が、電子マネー決済することは考えられるが、Kitacaがそもそも20万枚突破した程度のユーザーに比べ、Suicaは3000万枚を超えているので、函館だと、Kitaca利用者はおそらくごくわずか。

そんなこと考えてると、函館でSuicaでジュース買った時に、この電子マネーの手数料は、どこに入るのか。JR北海道か、JR東日本なのか?

電子マネーの利用の場合、カード利用につき、手数料収入を得るはずだが、それがどうなっているのか、何点かわからない点。
①Kitacaで利用したのか、Suicaで利用したのか自動販売機の端末では認識するのか

②鉄道系ICカードが利用されたらKitaca,Suicaに関係なく、単にICカードが○回使われたと認識するのか

③②の状況の場合、各鉄道会社間で手数料収入の分配を行なっているのか、行なっているとすればどのような基準で決めているのか


③を考える。
例えば首都圏で、PASMOのように鉄道会社合同のICカードもありますから、自動販売機で缶ジュースを一缶購入した時の手数料はもし数社で割るとすればどのくらいなのでしょう。

例えば東京で、PASMOを持った人が自販機で100円のジュースを買ったとして、この手数料が均一に全会社に入るとすると、PASMOの利用会社はバス会社も含めると相当数あるから、これを100社とする。

東洋経済から引っ張ってきましたが、電子マネーが3%の手数料収入いう前提に基づくと、

100×0.03×0.01=0.03円/1社

と、とてつもなく小さい数字になるけれども、こんなことあるのか?
とか思ったり。

2社で対等に分割だと、1缶あたり1.5円になるけれど。
それとも、発行枚数や使用頻度で比でもとっているのか。

果たして内情はどうなんでしょう。

(参考)

2010/04/20

ベトナムの鉄道

【4月15日 AFP】
経済産業省は15日、ベトナム政府が首都ハノイ(Hanoi)と商都ホーチミン(Ho Chi Minh)市を結ぶ総距離1560キロの南北高速鉄道に、日本の新幹線方式を採用すると「閣議決定した」ことを明らかにした。総事業費560億ドル(約5兆2300億円)規模の計画で、日本の関連企業にも大口受注の期待が高まる。 植民地時代に開通したベトナムの在来線ではハノイ~ホーチミン間の移動はおよそ3日かかるが、時速300キロの新幹線が導入されれば、6時間程度まで短縮される。日本は中国や韓国と激しく競争する形で、ベトナムに新幹線方式の採用を売り込んできた。(c)AFP



もう、3年も前になるが、ベトナムの在来線に乗車したことがある。
ホーチミン(サイゴン)駅からフエまでの夜行列車。この時の旅の移動は基本バスだったのであるが、一度くらい、鉄道のってみるか、という何となくの思いつきで乗車した。
正確な時間は覚えていないが、15時間くらいは乗っていたと思う。
このとき、借りていったフィルムカメラも持っていったのもあって、手元のデジカメの写真が少ししかなかったが、紹介がてら添付。

写真をパッとみて、電化でないのはわかる。客車ってのもなんとなくわかる。全く覚えてないが、ディーゼル機関車で牽引していたのだろう。

車内のスクリーンが映っていた記憶もあまりない。

とにかく、長かったのと、日本でいうと、急行はまなすの自由席くらいの座り心地だった気がする。座席が固くてしんどかった。
一番下の等級だったと思うが、朝(昼兼用だったかも?)には食事もちゃんとでてきた。(写真食べかけですみません)

ウィキペディアを見たところ、ベトナムも上下分離方式なのですね。
施設の政府保有で運営が国鉄。

しかし、鉄道の輸送シェアが旅客9%、貨物4%。
おそらく、バスやトラック、加えてフェリーのシェアがおそろしく高いのだろう。この低さも高速化によって、格段に上がるであろうことは容易に予想される。

近年、鉄道技術の海外進出が激しい。
安全の捉え方が国の文化に受け入れられるかどうかが、起こりうる大きな悲劇を避ける一つとなる。

海外、いきたくなってきた。

2010/04/17

ANA楽パック

個人的メモ。

4月10日から、ANA楽パックにJRのきっぷがセットになったパックツアーが催行された。
http://travel.rakuten.co.jp/package/special/jrhokkaido/

JRフリーパスは特急列車普通車指定席も利用可というお得なパック。
札幌‐新千歳空港の往復だけでも1040円×2=2080円するので、気軽に使えると思います。

加えて、フリーパスには道内約100店舗で利用できる1100円相当の商品券がセット。


札幌JRフリーパス、旭山動物園の往復は需要あるかと。

札幌→多少なりとも駅から歩けるまち
フリーパス圏内だと、小樽もある程度歩けるまちなので、札幌JRフリーパスの利用価値あり。
苫小牧在住の方などは、帰省がてら使う手もあり。札幌に立ち寄ってから、北斗、すずらんで帰ることもできお得。 同様に岩見沢の人もカムイが利用でき早い。

旭山→旭山動物園号に乗ってみたい!という需要がある可能性。

道央圏はレンタカー利用の方が選択多いだろな。

2010/04/08

就職しない生き方

最近毎週無料で読めるため楽しみにしている『就職しない生き方』です。
http://www.impressjapan.jp/readers/2010/03/pdf-10.html


毎週一回更新されていきます。今回で三回目。

本自体も販売している中、同時進行でネットで無料で全編公開。

iphoneアプリの無料版もちらっと見せて、続きは買って読んでね、買って使ってね、というパターンですが、これみたく、毎週checkすれば全編無料で読めてしまうというのは、なんとも大盤振る舞いなキャンペーンです。
twitterでの反響も無料だと絶大でしょうし、会社の宣伝効果は高い取り組みだとは思いますが。


就職しないで独立ってだけでなく、就職した後でも、独立して信念持ってやっている方々の談話集。

さくっと読めますし、今からでもよいので毎週checkするのをオススメ。

鳩カフェ(食と農)

リアル鳩カフェ第二回。前回の子育てに続き、今回は、食と農に関する意見交換会。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3297.html


一時間ほどの映像ですが、一気に見れます。


よく出てきたのは付加価値、差別化のような言葉。

人(気持ち)、場所、モノ、歴史、伝統。

誰でも作れる(作り手にはこだわりがあるだろうけど)ものに、こういった要素を加えたストーリーを大事にし、伝え、作物を売る。

といったことがキーセンテンスだった気がします。

一回目のはちょっとしか再生していないんですが、なんだろう、テーマも家庭の話だし、主婦(主夫)のパワーなのかな、とても笑いの絶えない時間な感じ。
一回目鳩カフェ参加者のコミュニティも形成されてきているそうです。


首相は会話の中に自然と入っていく形で、cafeの名にあっている印象でしたが、討論好きな方には少し物足りない?のかも。

政治家とこういった形でざっくばらんに話せる機会をもった首相って過去にいるのでしょうか?

国民の考えていること、生活の現状を直接的に聞けること、政治活動のマス的なPRにもすごくいい取組みなのではないでしょうか。
win-winですね。次回開かれるとすれば、どういったテーマがでてくるのでしょうか。


仕掛け人たちはこちらの方々みたいですね。

http://hatocafe.kantei.go.jp/2010/01/20100102.html より引用

内閣広報室より:「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」のメンバーは以下の方々です(敬称略、順不同)。

平田オリザ(劇作家)、佐藤尚之(ブロガー/クリエイティブディレクター)、佐々木かをり(イーウーマン社長)、小山薫堂(脚本家/放送作家)、徳田祐司(アートディレクター)、須田和博(クリエイティブディレクター)、今村久美(NPOカタリバ代表理事)、佐々木康晴(クリエイティブディレクター)

鳩cafe http://hatocafe.kantei.go.jp/

2010/04/05

大沼自然体験村



東京では桜が満開、とよく文字を目にしている最近です。

函館は大分春めいてきましたが、大沼はまだまだ冬です。


何度かblogで紹介している ねおすの自然学校です。
http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/

夏や冬に続き、この3月にも、5日間、東京方面から大沼まで子どもたちが集まってきました。
農水省の田舎で働き隊に事業採択されています。
子どもたちはここ、大沼で農村漁村のお仕事体験です。

今回自身は丸1日と、最後の夜、翌日のお見送りと飛び飛びの参加になってしまいましたが、写真でざっくり。

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学校もバラバラの小学生たちが上野発の寝台特急北斗星に揺られ、函館にやってまいりました。
車内で和気あいあいと過ごしてきたようで、初めてあった時には、皆仲良くなっていたようでした。

朝食後、移動して港へ。
函館の津軽海峡フェリーにナッチャンReraという船があります。一時有名になった船です。
通称なっちゃんという女の子が書いたかわいらしい絵が、船体に描かれたものです。

この船を見て説明を受け、インスピレーションを受けた子どもたちに、大沼のボートの船体に絵を書いてもらいました。これが大沼に来て最初のお仕事です。
みんな思い思いに塗ったり、書いたり。
ここ大沼に思い出を一つ置いていく。

そのあと、後々お世話になるヤギや牛たちの農場、牧場にもお邪魔する。
子どもたちは動物に興奮。

しばしの雪遊びの後、薪を切り出しに。
薪ストーブの燃料です。これも暖をとるための立派な、必要なお仕事。

残念ながら、その後のバター作りや、農業・漁業体験などは仕事でいけず、写真がないのです。
詳しくは→http://hurusatonomori.blog79.fc2.com/


最終日、子どもたちはお世話になった地元の方々を招待し、盛大にお別れパーティーを開催。
ピザから、寿司やらスープやら、色々と作っておもてなし。

最後に地元の人たちから学んだことの成果発表会。
みんなで大沼ゆかりの、千の風になってを歌って終了。

地元の方々が帰った後も、最後にみんなでmeeting。
最後の日にやらなければいけないこと、優先順位などを皆で決めます。

今回のプログラムで、この話し合いの場も大事な時間。
みんなでみんなのルール作りをしていきました。
ドアを開けっ放しにしない、なんてことも、この話し合いでみんなで約束しました。

最初は意見も出にくかったこのmeetingも最終日には、みんな活発に話し合っていました。
みんな、数日間で頼もしくなりました。子どもの成長は早い。

翌日、スーパー白鳥に乗り、みんな帰っていきました。

みんな、また会う日まで。