2009/10/31

Googol

Googleの検索画面にはいつも楽しませてもらっていますが、今日のTOPのようにクリックしても検索ページに飛ばず、何枚も楽しませてくれるのは面白いですね。



今日はたまたまクリックしたからよいですが、もう少しクリックさせる動きを最初の一枚目に持ってくるとよいのでは?と思ったりしました。
ちなみに、今日気付いたんですけど、google.comでは、こういったTOPページになってないので、Google Japanの独自の取り組みなんですかね?
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googolとは、数学用語で10の100乗を意味する言葉である。検索エンジン大手のGoogleが社名の由来としていることで知られている。
Web上に存在する使用可能な膨大な量の情報を組織化するという使命を、googolに由来する名称に反映させているとされる。


某学習塾で、「3.14…可能性は無限大」、というのがありましたが、有限な数なのに無限と言い放っちゃったキャッチコピーなどとは比べ物にならないくらい、わかりやすい言葉の使い方で好きです。

2009/10/26

新陳代謝

blogをご無沙汰してしまいました。3週間ほど札幌にいっていました。

すっかり秋めいてきたと思えば、先日雹やら霰やらがさんさんと降りまして、気付けばもう雪の季節も迫ってきました。


この3週間は研修や、母校の野球応援やら、同級生、先輩との再会、実家や祖母の家でゆっくり過ごすなど、普段時間に追われた生活をしている分、リラックスした時間を過ごすことができた気がします。

先日実家でPCを買い替えたのですが、写真は買い替え前、約10年ほど前のPCです。
Windows98です。FujitsuのFMV。


思えばこのPCが実家に来たおかげで自分はインターネットの便利さを覚えました。
この20年ばかりで情報を取り巻く環境は様変わりしていきました。
10年前のこのPCの厚みときたらすごいものです。

まだまだフロッピーディスクが主流でした。確か1MBにも満たないものでした。
容量が大きいものが多かったMOを利用するには外付けの機器が必要でした。
後に出たUSBメモリを使うには専用ドライバをインストールしなければなりませんでした。

このPC、10年近く使っていることもあり、どのソフトを起動してもページを開く速度が遅く、フリーズも多発。モニターを触ると感電するというくらいガタがきていました。

廃棄にすることになったのですが、リカバリーソフトが読み込むことができず、初期化ができなかったため、結局パソコンのシステム自体のプログラムをフォーマット(?)することで代替することができました。

家に新しく来たPCは、コードレスのキーボードとマウス、デジタルTV対応、webカメラ搭載etc...と非常に便利な代物です。

今後10年後は私たちが取り巻く環境はどうなっていくのでしょうか。
世の中もっと便利なツールがどんどん創られていくのでしょうか。

小さくなる、軽くなる、薄くなる、早くなる、短くなる、強くなる・・・
便利な世の中になれば人類は幸せになるかというと完全にイコールとはなりません。

自分自身はツールを使う存在なのであって、ツールにまかせっきりの自分自身を存在させるのではない。

デジタルなツールを使うのはアナログな人間なのです。


『自由とは自らに由るということだ。』


高校時代の倫理の先生の言葉です。

多くから情報をつかみ、選択する、そのツールを使い、人間というアナログな力によって自由を、幸せを実現していく。

いつになっても必要となってくる力なんだろうな。

2009/10/01

ユニバーサル苗畑

今日は、廃材を使ってユニバーサル苗畑の枠組みつくり。

車椅子に乗っていながらでも種を植えることのできる環境づくりをはじめました。

おとな・こども、健常者・障害を持った方、どんな方でもこの自然学校で森づくりができるように。

思えば、故大塚先生が提唱していた屋代村塾の共生(PDFファイルです)
に近いものがあるなとふと思いつつ。
半面作っていた続きからやって、枠組みは見事に完成しました。

大沼の夕暮れ、もっといい写真撮りたかったな。

廃校活用を見て雑感

先ほどちらっと記事に出した旧清和小学校を利用した、清和の丘クラブを見て雑感。

(道教委のHPにあるPDFファイルですが、見たい方はこちら。)


ここは廃校を活用し、地域住民が管理するスタイル。
地方、農村に眠るこういった施設を活かす手は大事かと思います。

修繕、維持にお金はかかるが

・地域になじみのある施設
・新設費用はかからない

というのはメリット。


特に学校というのはまちにとっての財産みたいなものです。

若者がいなくなれば子どもも少なくなり、学校はなくなり、ますますその地域にいられなくなる。
負のスパイラルを生んでしまいます。

確かに、今の人口を考えてコンパクトにマチをまとめていくことは必要ではあるが、この広い北海道で集約化しすぎるのは、小さなマチに大きな打撃を与えてしまう。


北海道はこの10年で400校近い学校が廃校になっているそう。
そういや最近、新冠の廃校になった小学校がネットオークションで落札されるなんてこともありました。

廃校の跡地利用も、宿泊、体験型施設になるものと、社会的な施設として生まれ変わる場合とがあると思いますが、公的資金に頼らないような運営スタイル、財源確保を築いていかないと持続的な運営ができないかと思います。

そのためには、都市農村交流、山村留学のような活動が活発化するのは必要かと思います。
しかし、何よりその地域に人が住んでいくこと。
そして、住みたいと思う地域に仕事がなければいけないのです。

地域に仕事を創出できる力、人材が必要。

プロデュースしていく力が必要。

自分がそうなりえるよう努力していかなきゃ。