2009/08/26

森の 子育て・森の子 育て!

久しぶりに学生時代やってきたこととつながる活動に参加してきました。

http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/moricafe.html


大沼国定公園にある、流山温泉付近を舞台に活動中の自然学校です。

昨日は森の子育てサロンというプログラムのお手伝いをやってきました。

子どもたちが、親を離れ、自然の中で遊ぶ、という機会を作るもので、なかなか面白かった。

ちなみに、1~2歳くらいの子どもたちをスタッフがお外で託児している間、お母さんたちは少しの時間ゆっくりしましょうということで、ネイルアートや、眉毛のチェック、雑貨販売、農場製品販売etc...というものも提供。

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私、1歳8ヶ月の大泣きの男の子のお世話につきっきりでした。
お母さんがいなくて心細いのでしょう。ずーっと歩き回りながらお母さんを探しているようでした。

道の先が危険そうだから、進行を阻止すると、自分の進みたい方向にいけないからか再び大泣き。
そんな繰り返しでした。

後でお母さんの元に返すと安心したのでしょう、ものすごい落ち着きっぷりを見せてくれました。

お母さんに聞いたところ、初めて家族のいないフィールドに一人にさせたとのこと。
親離れってのも大事な経験でしょうね。
家族の側では、私にも可愛くなついてくれる素振りを見せてくれました。


その他にも10人弱くらいの子どもがいたのですが、泣く子、はしゃぎまわる子、喧嘩する子、様々でした。

昼は雑穀、地元野菜等を活かしたお弁当。久々に健康的なご飯をいただけました。
















プログラムも終わり、午後から馬の放牧地の移動を行ないました。
電気柵で100m×100m程度の枠を作っているのですが、これを全部抜き、移設したのです。
これがなかなかの数なので大変。
草刈機で移設先の草も刈り、移動作業まで終わってみれば、もう夕暮れでした。

なぜ馬の放牧地を移動させていくかというと、荒地の草も馬が食べていってくれるのです。なおかつ、知を踏みしめていってくれるので、道を開墾してくれるのです。
馬の使い方に新たな知見を得ました。



帰りは流山温泉でひとっ風呂。皆さんも流山温泉、ぜひ一度ご堪能あれ。
http://www.jr-shop.hakodate.jp/nagareyama/

それにしても、駒ケ岳、勇壮な姿を見せてくれます。

2009/08/21

箱館の 情緒あふれる催し

先日函館の市民創作の野外劇に出演してきました。

様々な写真があったいいHPがあったのでリンクはらせて頂きます↓
http://www.geocities.jp/sumiyama501/yagai09_001.htm

こんな感じで、様々な人で、様々な衣装も用意して、歴史を紐解いていく劇を作っています。

延べ500人近くの市民が参加、僕が出た当日も200人近いエキストラがいたでしょうか。
小さい子は5歳くらい?から、お年を召した方まで年代も様々。


古くはアイヌの話から、幕末の戊辰戦争時代まで箱館を舞台にして繰り広げられたドラマを75分間で表現していきます。

実際に3シーン、全部違う役柄で出演させていただいたのですが、大枠は形作られているという印象がありました。
役割分担もそうですし、仕切り方、エキストラに期待している範囲などある程度のものまでしか求めていなかった様子。人が多い分そうせざるを得ないのかもしれませんが。


観覧料を払い見ている人からはどうだったのだろうか。
やはり、多くの人が参加している分、通し稽古も全員でできない点、場面場面、例年決まりきったシーンを演じているであろう点、など少し残念に思う部分もあるかもしれない。


しかし、私含め、素人が多くを占めるため、完成度は高くないかもしれないが、これだけ多くの方が市民参加できる機会を提供している意味では、函館市民にとって大きなイベントであると思う。

また、五稜郭という歴史を刻んだ大舞台を持ち、その地で劇を行うことのできる函館ならではの良さがあると思います。


今年、22回目を迎えた野外劇ではあるが、今後継続していくに当たり、今一度市民参加、市民創作、という部分を問い直していく必要性もあるのかもしれません。

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また9月に非常に楽しみなイベントがやってくる。
バル街だ。

元町地区の西洋風なまちなみとこのバルというスペイン文化の情緒がどこまでマッチしているか楽しみです。

ただ、この日函館にいない予定なので実際に見れないのが非常に残念である…。
http://www.ehako.com/bar-gai/index.html

       (写真の画質悪いですが野外劇のものです↓↓)

2009/08/20

選挙人名簿

選挙のはがきが届いたのですが、今住んでいる区でなく、以前住んでいた区で選挙のお知らせが届きました。

不在者投票をしなければなりません。


引越の届出をしても、選挙人名簿に載るには、毎年3月、6月、9月、12月(登録月)の2日に定期的に行われる定時登録か、選挙が行われる場合にも行われるもので登録されなければならないようです。

かつ、住民票がつくられた日(他の市区町村からの転入者は転入届をした日)から引き続き3力月以上、その市区町村の住民基本台帳に記録されていることが必要とのこと。


<総務省HP参照>
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo07.html


私、5月末ごろに越してまいりましたので、まだギリギリ3ヶ月経っていないため、選挙権が以前住んでいた選挙区に残っていたのでした。

(転出日から4カ月を経過しないと選挙人名簿から抹消されない)


調べてみると、不在者投票にもいくつか変則なものがるようです。


在外者選挙

<外務省HP>
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/

海外から投票できる制度です。



その他にも船舶内投票、南極からのFAX投票、体の不自由な方の郵送での投票など様々あるみたいです。知りませんでした。

今日のとくダネでもちらっとやっていたので、初めて知った方は多いのでは。


<函館市選挙管理委員会HP>
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/senkyo/iroiro/


というわけで、不在者投票用紙の請求をしました。
今の選挙区で誰に投票するべきか、という時間は無駄になってしまいました。

2009/08/10

manifesto

(民主党のmanifestoの表紙)


僕が初めて選挙権を使う場面に出くわしたのが、忘れもしない2005年の小泉元総理の郵政解散だったわけですが、あの時は小泉劇場という情報政治ともいうべくもので自民党が圧勝しました。

様々な改革に迫られていた中で争点が郵政という次点、次次点に過ぎなかったモノ一辺倒となった選挙であったのが久しくなったと思うと時が過ぎるのは早いものだと思う。

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最近は政党のCMも多いですから、キャンペーンのはりかた一つで印象も大きく変わってきます。

今回の選挙の場合、民主党は、前回自民党にしてやったりされた『郵政』というキーワードを、『政権交代』に変え、前回の自民党と同じ手法で、そこを争点にただ選挙に勝つというような手法だけにならないことを祈るばかりです。

小泉政権以降、我々市民側も情報の一過性というものには慎重になっているのかなとも思いますが、我々自身何が大事かを、しっかり選択をしていかねばならないでしょう。

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先日、函館にて開かれた、逢坂誠二の政権交代実現総決起大会に参加してきました。


逢坂誠二といえば、北海道の自治体の長としてもかなり有名な人です。

いまや、外国人にも多く知られている観光地、ニセコの町長を務め、衆議院議員になった方です。
まちづくり基本条例策定の先駆者としても有名です。

最近ではtwitterで党首討論を中継したことが話題になっていました。


さて、実際にこの大会で感じたのは、政治家の演説の仕方です。

こういった大会には不特定多数、年代も様々な方が多く来ていることもあるのか、感情を煽るような言い方が多いなと感じました。

今回は民主党側の講演を聞いたわけですが、自民党に対するネガティブアドが強いなという印象を受けました。

自民党は○○を主張しているが、これはできるわけがない。

前回のmanifestoのうち、○○しか達成されていないのに政権を任せてよいのか。

といった手法です。


批判をするのは簡単ですが、民主党の達成する公約の具体的な中身がどうやって達成されていくのか、という方が知りたかったですね。

政権交代実現総決起大会とのことですから、結束力を高めようといった趣旨のものだったので、その点聞けなかったのは残念です。


中央から地方への地域主権の確立、社会の仕組みやセーフティーネット作りに精を出す、町長時代にも行なってきた、情報公開を国会レベルでも高めていく、といった、逢坂誠二の熱い思いが少しでも聞けた点は参加した価値があったなと思っています。

8月30日には、自分の意思決定を投じに行きましょう。

2009/08/06

函館港まつり

つい昨日まで函館港まつりが行なわれていました。


港祭りは今年で72年目を迎える大イベント。
北海道で有名なよさこいソーラン祭りの数倍も長い間地域に親しまれてきたお祭りです。

歴史が長い港おどりに、市民が自由参加で踊っていくことも可能ないか踊りが非常に盛り上がりを見せていました。


北海道にいながら全然知らなかったいか踊りですが、函館近辺に住む人にとっては当たり前のもの。

この地域に住むことで初めて知ることができました。



うちの会社も参加していたのですが、たまたまその日仕事が終わるのが遅かったので自社の行進には参加できなかったのですが、市民飛び入り参加OKの行進があり、そちらに参加させていただきました。









2007年のものですが、いか踊り市民参加の雰囲気が非常にわかりやすいのでこの動画をリンクさせていただきます↓
http://www.youtube.com/watch?v=MiHtUDm17a4&feature=related



今回、ざっくり言うと函館駅周辺の行進に参加したのですが、いつも函館の駅前は一応観光需要含め人通りはあるものの、普段行き交う際は、寂しい時間も多い場所です。

しかし、この日は本当にすごい。
これだけの市民が一同となって踊りに気合を入れるのは本当にすごい。


東京から来てくれていた先輩といか踊りの自由参加で踊った後、その先輩が、


『やっぱり北海道の夏は関東あたりと比べるととても短い。その短い夏のひと時にかける想いが強いんじゃないか』

といっていました。


自分自身、北海道に長く住んでいるからこの感覚はあまりわからないのですが、道外に住んでいる方はこう思ったりするのでしょうか。


個人的に思ったのは、函館という20数万人に都市という規模が、多くの住民に土地に対する愛着感を生んでいるなとは思っています。

話をするにでも人数が少ない方が共有しやすいものがあると思いますが、ある程度小さなマチだということが生んでいるパワー、生まれやすいパワーというものが函館は強い気がします。


東京に住む人も多くの人が、もともと地方出身だろうし、190万人都市の札幌でも、道内の田舎出身が多い。

人のモノもなんでも多く集まる場所にも魅力があるけれども、どうしてもこの場所じゃなきゃ、と思える部分って多く集まってて便利だから、という理由以外にあまりないんじゃないかと思ったりもします。

東京だって札幌だって場の力があると思うけど、それだけでつかみにくい、いいなと思える感覚が函館にはいっぱいあると思います。
そのなんとなくなものをもっと具現化していきたいけど。

このポテンシャルをもっと活かしていきたいな。


明後日、市民創作の野外劇のエキストラに出てきます。
http://www.yagaigeki.com/

またレポします。