大学1年時から毎年訪れている屋代村塾です。(参考までに、旧ブログに高畠のまちづくりに関しては記述しています。)
屋代村塾は農的生活を実践していた故 大塚勝夫教授が私財を投じて作った、様々な人が共生していく場です。
今回は15周年記念式典ということで、現地の人をはじめ、OBから現役大学生まで40名ほどが集まりました。
(文章の続きは--- の先にあります。)
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大学に入学し、一人暮らしを始めまず思ったことが、「東京には土がない。」ということでした。
小さいながらに自家菜園を持っていた実家での生活が都会に住む多くの人にとっては普通でないのだなと実感したのです。
畑を耕している祖母の過去の生活、作物を育てる苦労など自分は何も考えたことがなかったなと気付きました。
感謝の気持ちを家族に対して本当はもっていなかったのではないかと気づいたのがあまりにもショックだったのです。
とりあえず思いついたのが、農業っていったいどういうものなのだろうか、ということでした。
迷わず受講した講義が、農山村体験実習という講座でした。それが、高畠に行くきっかけを作ってくれました。
こんな授業をつくってしまった、母校、職員、先生方には敬服です。
これが大学生活の道を決めてしまったといっても過言ではありません。
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お墓参りから始まり、堀口教授の講演、交流会。
旧知の方々に久々にお会いできたのは楽しかったし、様々なことを話す機会が屋代村塾という場で成しえたことはとてもよかった。
ただ、今後も同じように都市農村交流が続いていくことができるのか、非常に気がかりであることに、今回訪れても変わりはなかった。
北海道と山形という距離ではあるけれども、どこか気に留めていくこと、働きかける必要性がある。
北海道と東京という距離があっても、同じ。
やり残していること、やっていこうとしていたことがまだまだたくさんある。
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