朝市といっても夕方近くまでやっていますが。
ちょっとイチについて考えてみます。
市場というのは、人が集まる場、ハレの場が形成されていると考えることができる。
そのイチというハレの場が日常化していったのがマチなのだ。
このブログタイトル、マチはイチの常見化であるが、
マチというのは、イチという場所が常に見られる場所に化したものということである。
大学時代、都市社会学者の若林先生に教えてもらったものだ。
(引用か先生の言葉か忘れてしまったのですが…)
現代を見てみると、仕組みは同じではあるものの、古くからイチであった部分の多くは、スーパーや量販店、百貨店という形に変化していっている。
それでもイチというものが廃れたわけではない。
下にいくつかイチの写真を掲載します。
(函館:中島廉売)
(左:ハンガリー ブダペスト 右:スペイン バルセロナ )
中島廉売の場合、道端に露店が並んだりしています。これは非常に珍しいかと。
これこそお祭りの露店のように、ハレの場が日常的にあるかのようです。
(ハレの場といいがたい風景ではありますが)
近くにマックスバリューというスーパーがあるのですが、それに負けないくらい威勢よく頑張っています。
ヨーロッパの2つの市場はともに大きな建物内にお店があるというタイプです。
大抵ヨーロッパの市場は整然と商品が並んでいる感じがしてすっきりした印象を与えます。
大抵ヨーロッパの市場は整然と商品が並んでいる感じがしてすっきりした印象を与えます。
アジアの場合ですが、ベトナムとかカンボジアの場合はもうごちゃごちゃとした感じです。
地面にシートを敷いて売るものから様々です。ホーチミンにあるベンタイン市場のように、大きな建物にずらーっとお店が並んでいるものもありますが。
韓国の南大門は上野のアメ横に近いものがあるが、これもイチの形の一つ。
かなりの集客があるところの店頭に露店的なものが並んでいるパターン。
これがイメージしやすいハレの場に近い。
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