つい昨日まで函館港まつりが行なわれていました。
港祭りは今年で72年目を迎える大イベント。
北海道で有名なよさこいソーラン祭りの数倍も長い間地域に親しまれてきたお祭りです。
歴史が長い港おどりに、市民が自由参加で踊っていくことも可能ないか踊りが非常に盛り上がりを見せていました。
北海道にいながら全然知らなかったいか踊りですが、函館近辺に住む人にとっては当たり前のもの。
この地域に住むことで初めて知ることができました。
うちの会社も参加していたのですが、たまたまその日仕事が終わるのが遅かったので自社の行進には参加できなかったのですが、市民飛び入り参加OKの行進があり、そちらに参加させていただきました。
2007年のものですが、いか踊り市民参加の雰囲気が非常にわかりやすいのでこの動画をリンクさせていただきます↓
http://www.youtube.com/watch?v=MiHtUDm17a4&feature=related
今回、ざっくり言うと函館駅周辺の行進に参加したのですが、いつも函館の駅前は一応観光需要含め人通りはあるものの、普段行き交う際は、寂しい時間も多い場所です。
しかし、この日は本当にすごい。
これだけの市民が一同となって踊りに気合を入れるのは本当にすごい。
東京から来てくれていた先輩といか踊りの自由参加で踊った後、その先輩が、
『やっぱり北海道の夏は関東あたりと比べるととても短い。その短い夏のひと時にかける想いが強いんじゃないか』
といっていました。
自分自身、北海道に長く住んでいるからこの感覚はあまりわからないのですが、道外に住んでいる方はこう思ったりするのでしょうか。
個人的に思ったのは、函館という20数万人に都市という規模が、多くの住民に土地に対する愛着感を生んでいるなとは思っています。
話をするにでも人数が少ない方が共有しやすいものがあると思いますが、ある程度小さなマチだということが生んでいるパワー、生まれやすいパワーというものが函館は強い気がします。
東京に住む人も多くの人が、もともと地方出身だろうし、190万人都市の札幌でも、道内の田舎出身が多い。
人のモノもなんでも多く集まる場所にも魅力があるけれども、どうしてもこの場所じゃなきゃ、と思える部分って多く集まってて便利だから、という理由以外にあまりないんじゃないかと思ったりもします。
東京だって札幌だって場の力があると思うけど、それだけでつかみにくい、いいなと思える感覚が函館にはいっぱいあると思います。
そのなんとなくなものをもっと具現化していきたいけど。
このポテンシャルをもっと活かしていきたいな。
明後日、市民創作の野外劇のエキストラに出てきます。
http://www.yagaigeki.com/
またレポします。
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