2009/08/10

manifesto

(民主党のmanifestoの表紙)


僕が初めて選挙権を使う場面に出くわしたのが、忘れもしない2005年の小泉元総理の郵政解散だったわけですが、あの時は小泉劇場という情報政治ともいうべくもので自民党が圧勝しました。

様々な改革に迫られていた中で争点が郵政という次点、次次点に過ぎなかったモノ一辺倒となった選挙であったのが久しくなったと思うと時が過ぎるのは早いものだと思う。

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最近は政党のCMも多いですから、キャンペーンのはりかた一つで印象も大きく変わってきます。

今回の選挙の場合、民主党は、前回自民党にしてやったりされた『郵政』というキーワードを、『政権交代』に変え、前回の自民党と同じ手法で、そこを争点にただ選挙に勝つというような手法だけにならないことを祈るばかりです。

小泉政権以降、我々市民側も情報の一過性というものには慎重になっているのかなとも思いますが、我々自身何が大事かを、しっかり選択をしていかねばならないでしょう。

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先日、函館にて開かれた、逢坂誠二の政権交代実現総決起大会に参加してきました。


逢坂誠二といえば、北海道の自治体の長としてもかなり有名な人です。

いまや、外国人にも多く知られている観光地、ニセコの町長を務め、衆議院議員になった方です。
まちづくり基本条例策定の先駆者としても有名です。

最近ではtwitterで党首討論を中継したことが話題になっていました。


さて、実際にこの大会で感じたのは、政治家の演説の仕方です。

こういった大会には不特定多数、年代も様々な方が多く来ていることもあるのか、感情を煽るような言い方が多いなと感じました。

今回は民主党側の講演を聞いたわけですが、自民党に対するネガティブアドが強いなという印象を受けました。

自民党は○○を主張しているが、これはできるわけがない。

前回のmanifestoのうち、○○しか達成されていないのに政権を任せてよいのか。

といった手法です。


批判をするのは簡単ですが、民主党の達成する公約の具体的な中身がどうやって達成されていくのか、という方が知りたかったですね。

政権交代実現総決起大会とのことですから、結束力を高めようといった趣旨のものだったので、その点聞けなかったのは残念です。


中央から地方への地域主権の確立、社会の仕組みやセーフティーネット作りに精を出す、町長時代にも行なってきた、情報公開を国会レベルでも高めていく、といった、逢坂誠二の熱い思いが少しでも聞けた点は参加した価値があったなと思っています。

8月30日には、自分の意思決定を投じに行きましょう。

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