金土とやっていた大沼コミ森の日にはいけなかったのですが、
先月、森の健康診断をしてきました。@大沼ふるさとの森
国際生物多様性の日(5/22)を子どもや若者たちの手によって植樹などを行なうキャンペーン、グリーンウェイブの一環でした。
昨年、大沼に来てくださった矢森協の方々が行なっている誰にでもできる調査方法、で行ないました。
ここの森でも、今まで入ったことのない場所だったので、迷子になりそうな思いでした。
大まかにですが、
選定地は、同じ様子の林が20m×20mはあるようなところとします。
その中で範囲は5m×5m。
中心木を設定し、混み具合をメンバーで予測します。
その後、斜面の傾斜角、向けなども確認し、落葉層の状態などもチェックしていきます。
下の写真は、この範囲内に含まれる、草や樹木の種類をチェックしている様子です。その後、樹木全ての太さを測るなど、して、最終的に計算していくと、
この選定地での混み具合は超過密地帯と判定されました。 半分以上の樹木は間伐しないと適正になりません。
その割には、腐食層は厚く覆われている地点でした。ただ、下草はやはり少なく、保水力の低下と、土砂流出の可能性は高い地点のようでした。
日本中でこういった森が多いのが現状です。
昨年の診断結果などは、こちらから見れます。
Google EarthでGISのものが見れます。矢作川周辺のサンプル数が膨大でよく調査しているな、と思います。
ここから、都市地域などの立地関係も含め、どの地域を優先的に間伐し、効率的、効果的に対応すべきか判断していくこととなるのだと思います。
気付けば、函館に来て1年が経ちました。
大沼のこの森はまだまだ未知な場所が多いな。
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