先ほどちらっと記事に出した旧清和小学校を利用した、清和の丘クラブを見て雑感。
(道教委のHPにあるPDFファイルですが、見たい方はこちら。)
ここは廃校を活用し、地域住民が管理するスタイル。
地方、農村に眠るこういった施設を活かす手は大事かと思います。
修繕、維持にお金はかかるが
・地域になじみのある施設
・新設費用はかからない
というのはメリット。
特に学校というのはまちにとっての財産みたいなものです。
若者がいなくなれば子どもも少なくなり、学校はなくなり、ますますその地域にいられなくなる。
負のスパイラルを生んでしまいます。
確かに、今の人口を考えてコンパクトにマチをまとめていくことは必要ではあるが、この広い北海道で集約化しすぎるのは、小さなマチに大きな打撃を与えてしまう。
北海道はこの10年で400校近い学校が廃校になっているそう。
そういや最近、新冠の廃校になった小学校がネットオークションで落札されるなんてこともありました。
廃校の跡地利用も、宿泊、体験型施設になるものと、社会的な施設として生まれ変わる場合とがあると思いますが、公的資金に頼らないような運営スタイル、財源確保を築いていかないと持続的な運営ができないかと思います。
そのためには、都市農村交流、山村留学のような活動が活発化するのは必要かと思います。
しかし、何よりその地域に人が住んでいくこと。
そして、住みたいと思う地域に仕事がなければいけないのです。
地域に仕事を創出できる力、人材が必要。
プロデュースしていく力が必要。
自分がそうなりえるよう努力していかなきゃ。
0 件のコメント:
コメントを投稿